節約術

無駄な努力していない!?コンセントを抜く節約術の効果と待機電力に詳しくなろう!

昔から定番の節約術のひとつに「コンセントはこまめに抜きましょう」というものがありますよね。

私も母から口を酸っぱくして言われてきたので、なんの疑いももたずに信じてきた1人でした。

ところがどっこい!

これって時代遅れな節約法って知っていましたか?

詳しく調べてみると、意外な事実が判明したのです。

コンセントを抜く理由

そもそもコンセントをこまめに抜くのは何のためでしょう?

コンセントが接続されている家電製品は、電源をOFFにしていても電力を消費する場合があります。

具体的にどんな場合かというと‥

タイマーや内蔵時計、モニターの表示があり機能維持の場合

リモコンの指示待ち状態

などですね。

これを「待機電力」といい、いつでも使ってもスタンバイOKなことを言います。

家中の待機電力は微弱ですが、全ての待機電力を集めるとかなりの電力になります。

待機電力の消費を減らすことで電気代が浮くというわけです。

待機電力の使用量

資源エネルギー庁によると、家庭で消費する電力の6%は待機電力だそうですよ。

電気代が月1万円とすると、600円が待機電力ということになります。

1日あたりで換算すると20円、年間で7200円の計算です。

さて、この数字を高いとみるか安いとみるか!?が問題ですね。

待機電力のかかる家電

では実際に家庭でよく使う家電で、待機電力がかかるもの・かからないものをチェックしていきましょう。

待機電力のかかる家電のおおまかな見極め方としては、「リモコン・モニター・タイマー機能があるもの」と考えましょう。

給湯器

給湯器は、ガス代だけが掛かっているのでは?と思いますよね。

給湯器はガス代だけではなく、お湯をいつでも沸かせるように「待機」をしているので、電気代は掛かっています。

そして待機電力が大きい給湯器ですが、コンセントを決して抜いてはいけません!

凍結防止機能が効かなくなり、冬場に給湯器内に残っている水が凍結して管を破壊する恐れがあります。

給湯器は、コンセントを抜くよりも「オフモード」にすることで待機電力の削減ができますよ。

エアコン

コンセントを抜き差ししてすぐに稼働させると故障の原因となります。

コンセントを差してから8〜12時間は放置しなければならないので、エアコンを使わないシーズンのみコンセントを抜くとよいでしょう。

よく使う夏や冬は、設定温度の調整フィルターの掃除などで節電を心がけましょう。

テレビ

コンセントを抜いてしまうと、時刻や録画予約のデータがリセットされてしまう可能性があります。

再稼働する度に番組情報をダウンロードする機種だと、かえって電気代がかかってしまうことになりかねません。

画面の明るさ音量を調整することでも節電になりますよ。

冷蔵庫

故障の原因になったり、起動時に多くの電力が必要となるので、頻繁なコンセントの抜き差しはやめましょう。

もちろん食材も傷みやすくなります。

温度設定を冬は少し上げてみる

扉の開閉をなるべく少なくする

ものを詰めすぎないようにする

ことで電力を抑えることができます。

温水洗浄便座

コンセントを抜いても良いですが、いざという時に便座が冷たいと意味ないですよね。

フタを毎回閉める、便座や温水の設定温度を下げる節約法が現実的かもしれません。

Wi-Fiルーター 固定電話

メールの送受信や電話が受けられないというデメリットが発生するので、抜くという選択肢自体が難しいですよね。

こうして見ていくと、1日20円のためにせっせと抜き差ししても、不便な思いをすることが増えてしまいそうですね。

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待機電力のかからない家電

待機電力のかからない家電の簡単な見極め方としては「手動でスイッチを入れるもの」と考えてくださいね。

ドライヤー

扇風機(リモコン付きなら待機電力がかかる)

換気扇

洗濯機(タイマー機能を使うなら待機電力がかかる)

トースター

コンセントを抜くデメリット

お気づきでしょうか?

なんと待機電力がかかるものほど、家電の特性上コンセントを抜くことができないのです!

一方、待機電力がかかっていない家電はそもそもコンセントを抜く必要がありません。

なんでもかんでも抜けばいいというわけではないんですね‥。

コンセントは頻繁に抜き差しすることで劣化するばかりでなく、家電本体の故障に繋がってしまう可能性もあるので要注意です。

家電は起動時に電力を多く使うので、コンセントを抜くことが逆に起動時の電力の無駄遣いになってしまうことも考えられます。

電力を節約するなら

そうはいっても電気代は抑えたいあなたは次の4つの方法を試してみてください。

より効率的に電力の節約をすることができますよ。

節電タップ

待機電力を減らすことで節約したいなら節電タップを利用しましょう。

一括スイッチ式と個別スイッチ式がありますが、個別の家電ごとに対応しやすい個別スイッチ式がオススメです。

パソコンやゲーム機は待機電力も大きいので、まめにスイッチOFFしちゃいましょう!

しばらく使用していない家電のコンセントを抜く

家電でしばらく使用していないものはありませんか?

使用していないものをずっとコンセントに繋いでいると先程お話したように待機電力が発生しております。

家の家電を一度確認してみてくださいね。

もしかしたら、しばらく使用していないのにコンセントに繋がれているものがあるかも知れませんよ。

省エネ家電に買い替え

家電の進化のスピードはすさまじく、省エネ効果の高い商品が次々と発表されています。

多くの場合、古い家電ほど多くの電力を必要とします。

最新の省エネ家電に買い換えることで消費電力を抑えることができます。

電力の大きい冷蔵庫でみてみると、10年前のモデルと比べて年間4000円程度の節電も可能です。

電力会社を替える

電気の自由化により、さまざまな電力会社からお得なプランが提案されています。

よりご家庭の生活スタイルに合ったプランに変更することで、月々の電気代を抑えることができますよ。

無料でできるし、電気料金のお知らせを見ながら必要事項を入力していけば簡単に比較できます。

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まとめ

1.コンセントを抜くことで待機電力の消費を抑えることができます。

2.待機電力がかかるものほどコンセントを抜くことができない傾向にあります。

3.コンセントを抜くデメリットも存在します。

コンセントの劣化や家電本体の故障

起動時に多くの電力がかかる

4.電気代を節約するなら‥

節電タップを使う

・しばらく使用していない家電のコンセントを抜く

省エネ家電に買い換える

電力会社を替える

を検討すると効率がよいでしょう。

タイマー機能やリモコンがついていない家電が主流の時代に「コンセントをこまめに抜く」という常識が生まれたのかもしれませんね。

節約の常識も時代の流れとともに移り変わるものです。

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POSTED COMMENT

  1. 匿名 より:

    そもそも「コンセントを抜く」という表現がおかしいことに筆者は気づかないのか。

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