
節約してるのにおやつを買うなんて無駄遣いな気がする…と罪悪感を感じてしまっていませんか?
お菓子は、家事や育児、仕事などで忙しいと、ついつい甘い物が欲しくなって口にしてしまいますね。
ただ、1つ100円前後でも、積もり積もると、思いのほか無視できない金額になっていたりします。
そこで、家によくある物で手作りおやつなんてどうでしょうか?
お菓子作りは難しいと思われるかもしれませんが、結構簡単に作れるものも多いのです。
今回は、節約のための手作りおやつについてお伝えしていきます。
節約手作りおやつのメリットとデメリット
おやつを手作りするメリットは
- 節約になる
- 家にあるもので簡単に作れる
- 甘さや、作る量を調節できるので、気になるカロリーを抑えることもできる
- 添加物が入ってないので安心
などです。対してデメリットは
- 買ってくるのに比べ、時間と手間がかかる
- 専用の器具がいることがある
- 保存料が入ってないため、あまり日持ちしない
などと思います。
次から詳しくお話しますね。
手作りすると、本当に節約になる?
手間がかかっても、節約になるなら!と思いますよね。
手作りおやつが、具体的にどう節約になるかを、先にお話しします。
手作りするのに、いくらかかるか。
これを割り出すことで、市販品と比べることができます。
飲食店では、商品の価格を決める時に、その商品を作るのにかかった材料費(材料原価)の合計を出してから、利益が出るように販売価格を決めます。
その材料費を割り出す計算式が、簡単に表すと
値段÷総重量×使う量
です。
これで材料それぞれに、いくらお金がかかっているのかを知ることができます。
ご家庭でも、1食にいくらかかったかなどを簡単に割り出すこともできますよ。
例えば、分かりやすく砂糖で計算してみましょう。
1袋1㎏入っているものを、200円で購入したとしたら、
10gあたりの値段は200(円)÷1000(g)×10(g)=2(円)になり、
10gあたり2円であることが分かります。
市販のおやつには、思っている以上に砂糖や油分が入っています。
砂糖の量を減らして作ると、小さな節約にもなり、カロリーを抑えることもできるので、瘦せたいな~と思いつつ、おやつを食べるのは…という罪悪感も少なくなるんじゃないかなと思います。
手作りおやつで節約するには、材料が少なく、費用が安いものを組み合わせて作ることがポイントです。
材料の数も少なく、家によくある食材や調理器具を使うことでコストを抑えられて、節約になる節約おやつレシピを後ほど紹介しますね。
手作りはコストがかかる?
お菓子作りは、難しそうやコストがかかりそうなイメージがありますよね。
でも、簡単にできるものも多く、工夫次第でコストも抑えることができるんです。
わざわざ材料を買い集めたはいいものの、1度作ってその後使わずにダメにしてしまう…これでは節約になりません。
家によくあるものでおやつ作りにも、料理にも使えるものなら使い切ることができるので節約になります。
専用の器具がいることもありますが、代用できたり、100円ショップで手軽に買える物も多々あります。
例えば、粉ふるいなんかは、味噌こしや茶こし、編み目が大きすぎないザルなんかでも代用可能です。
ゴムベラは、木べらや、しゃもじでも代用できます。
代用できるものがあれば、わざわざ買わなくていいから節約になりますよね!
でも、お菓子作りは料理と違って、材料をグラム数で表記してあることがほとんどです。
そのため、スケール(はかり)は必須なので要注意ですよ。
安いものなら、1,000円ほどで購入できるので1台買っておくと便利です。
手作りおやつは日持ちする?
手作りのものは保存料が入っていません。
そのため、あまり日持ちしないので注意が必要です。
作ったはいいけど、食べきれずに捨ててしまう…となると、節約にならないので美味しく食べれるうちに、食べきってしまいましょう!
念のため、水分が多いもの(プリンやゼリー、生クリームを使っているもの)は、要冷蔵で作った当日、翌日まで。
しっかりと火を通した焼き菓子(マフィンやパウンドケーキ)は、要冷蔵で作った当日~3日くらいまでを目安に食べきるようにするといいですよ!
日持ちはしないですが、裏を返せばできたてを食べられ、添加物が入っていないため体にやさしいです。
小さなお子様がいる家庭や、添加物を避けたい人には特におすすめです。
添加物については、こちらを参考にしてみてくださいね。
手作りおやつ節約するのに向き不向きがある?
手作りおやつは節約になる!とお話ししてきましたが、節約するのに向き、不向きがあるので注意が必要です。
例えば、
- バターをたくさん使うパウンドケーキ
- 生のフルーツや生クリームを使ったケーキ
- チョコレートを使うお菓子
- クリームチーズを使うお菓子
などは、節約にはあまり向きません。
総合的にみたら、ケーキ屋さんやコンビニよりは安くなりますが、スーパーに売っているものの方が安いことが多いです。
どれも、材料費の高いもの同士を使って作るので、コストが上がってしまいます。
コストがかかりすぎるのは、節約にはなりませんよね。
材料費が安く、少ない材料で作れるものが節約には向いています。
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スイーツ&ドリンク付きで節約家にも嬉しいですね。
節約できる簡単おやつレシピ
材料の数が少なく、コストを抑えて作れるおやつのレシピを紹介しますね。
市販のおやつを全く買わなかったわけではありませんが、手作りすることを中心にしてみたら我が家は、月々約2,000円ほど節約することができました!
1ヶ月約2,000円節約できれば、年間で約24,000円前後になります。
おやつを我慢しすぎずに節約できたら、節約中におやつなんて無駄遣いじゃないかと思う罪悪感や、ストレスも少ないですよね!
作る量を調節すれば食べ過ぎることもなく、砂糖の量なども調節できるのでダイエットにもなり、更に節約することもできます。
子ども達にも人気で、調理時間も短く簡単に作れるので、お子様と一緒に作ることもできますよ。
家にあるものを使って、美味しいおやつを作りながら節約しましょう!
フライパンで作れる!お手軽プリン
材料費:2人前 約60円
卵は、1パック10個入り約200円のもの(1つあたり約20円)
牛乳は、1本1000ml約200円のもの(100mlあたり約20円)
砂糖は、全国平均の1袋1㎏200円のもので計算している金額です。(10gあたり約2円)
使う道具
- ボウル
- 泡立て器など混ぜれるもの
- スケール(はかり)
- 大さじスプーン
- フライパンとふた
- ふきん
- ラップ
- 茶こし(編み目の細かいザルなどでも可)
- ココットなどの耐熱容器(マグカップや湯のみ、ジャムなどの空きビンなどでも可)
材料
プリン液
- 卵 1個(約20円)
- 牛乳 150ml(約30円)
- 砂糖 20g(約4円) お好みで足してもOKです。
カラメル(なくてもOKなので、お好みで)
- 砂糖 30g(約6円)
- 水 大さじ1/2
- お湯 大さじ1
作り方
- ボウルに卵を割り入れ、溶きほぐし、砂糖を入れ混ぜます。
- 牛乳を入れ、砂糖を溶かします。
- 茶こしなどでこしながら、耐熱容器に入れピタッとラップします。
- フライパンにふきんを敷き、1~2センチほどの水を入れ沸騰(ふっとう)させます。
- 沸騰(ふっとう)したら、弱火にし耐熱容器を入れ、ふたをします。
- 7分ほどそのままにします。
- 火傷に注意しながら1度少し傾けてみて、表面がふるふるとして固まってたら、取り出します。固まっておらず液がこぼれてしまったら、もう2~3分ほどふたをして固まるまで待ち取り出します。
- 粗熱(あらねつ)が取れたら、冷蔵庫で冷やしておきましょう。
次は、カラメルを作ります。
- フライパンに、砂糖と水をいれ混ぜずに強火にかけます。
- ふつふつと大きな泡が出て、全体的に茶色っぽくなってきたら、お湯を一気に入れフライパンを回し混ぜます。この時、とても跳ねるので火傷には十分に注意してください。
- 跳ねなくなったら、容器にいれて置いておき、完成です。へらなどで混ぜすぎると、結晶化してザラザラしてしまうので気をつけましょう。
食べる時に、お好みでカラメルをかけると美味しいですが、なくても十分美味しいですよ!
家によくある、卵と砂糖と牛乳で安く、簡単にプリンは作れちゃいます。
1つあたり、カラメルもあわせて約30円!!
更に、カラメルなしなら1つあたり27円!!とっても安上がりですよね。
マグカップや、大きめの容器で作ってもいいと思います。
子ども達にも人気で、我が家ではプリンを買わなくなりました!
バニラエッセンスを数滴入れると、風味がぐっと加わり更に美味しくなりますよ!
スーパーで1本200円前後、食品を多く扱う100円ショップなんかにも少量ですが、売っているのを見たことがあります。
1回買うと、1度に使うのは数滴なので、コスパもいいですよ!
夏におすすめ!!好きな飲み物で簡単ゼリーと+α
材料費:2人前 約69円
ジュースは、1本1ℓで110円前後で買える安いもの(100mlあたり約11円)
粉ゼラチンは、1箱5g×6袋の30g入って約170円のもの(5gあたり約28円)
砂糖は、1袋1㎏約200円のもの(10gあたり約2円)
使う道具
- ボウル
- 泡立て器、または、ヘラ、スプーンなど混ぜれるもの
- スケール(はかり)
- 片手鍋
- 大さじのスプーン(なくても可)
- ゼリーを入れる器
材料
- お好みのジュース 350ml(約38円)
- 砂糖 大さじ1 または、15g(約3円) お好みで
- 粉ゼラチン 5g(約28円)
作り方
- お鍋にジュースの100mlと、砂糖、ゼラチンを入れ弱火にかける。
- 温まって、ゼラチンと砂糖が完全に溶けたら火を止める。
- ボウルに残りのジュースをいれておき、その上から温めた②を入れて混ぜる。
- 器に注ぎ、冷蔵庫でしっかりと冷やして完成。
ジュースの量を減らすと、固めになります。
火にかけている時に、必ず沸騰(ふっとう)しないようにしましょう。
ゼラチンは、熱を加えすぎると固まる力が弱くなってしまいます。
冷蔵庫で1時間~1時間半ほどで固まるので、午前中に作っておくとおやつの時間にすぐ食べれます。
調理時間も短いので、時間の節約にもなります。
ジュースじゃなくても、インスタントコーヒーなどお好みのもので作れて、アレンジしやすいですよ。
フルーツ缶をそのままゼリーにしても、市販のものよりも安上がりに作れます。
スーパーで、1つ250gで税込み約106円のゼリーと比べると
425gで約130円のフルーツ缶に水155g+砂糖38g(約7円)+ゼラチン5g(約28円)を足してゼリーを作るとします。
すると250gあたり、約66円になります!
フルーツもゴロゴロ入っていて、安く量もできるのでお子さんが多い家庭にもいいですよね!
ホットケーキミックスはもう買わない!?
ホットケーキミックスは、混ぜるだけで、朝ご飯にできたりおやつにできたり、とっても便利ですよね。
よく買うご家庭も多いのではないでしょうか。
だいたい300gくらいで1箱や、150gか200gに小分けになって3~4パック入って、1袋になっていることが多いと思います。
大手メーカーの小分けになってるものが、1袋(3~4パック入り)だいたい300円前後だとすると、中の1パック約75円~100円になります。
我が家では、小分けになってるものをいつも買っていたんですがふと、作った方が節約になるのでは?と思い作ってみました。
我が家の場合計算すると、200g作って約50円でした。
(薄力粉はプライベートブランドのものを使っているので、計算している値段よりも安くなっています。)
卵1個と、牛乳110mlを合わせても、約92円です!
200gの粉で、だいたい3~4枚できるので1枚あたり約23円~30円。
とっても安いですよね!!
このことに気づいてからは、市販のものを買わなくなりました!
そのレシピを、紹介しちゃいます。
材料費 3~4枚 約63円
薄力粉(小麦粉)1kg約250円で買えるもの(10gあたり約2.5円)
砂糖は、1袋1㎏で約200円のもの(10gあたり約2円)
ベーキングパウダーは、ダイソーで70g110円のもの(10gあたり約15円)
スーパーで買うと30g(5g×6袋)で130円ほどなので、10gあたり約43円です。
断然ダイソーで買った方が、お得ですよね!
70gも入っているので、1袋買ったらホットケーキミックス7回分でちょうど使いきれ、ロスのもなりません。
使い切れずもったいない…なんて罪悪感も感じませんよ!
使う道具
- ボウル、または、食品用ポリ袋
- スケール(はかり)
材料
- 薄力粉(小麦粉) 160g(約40円)
- 砂糖 40g(約8円)お好みで足して大丈夫です。
- ベーキングパウダー 10g(約15円)
- 塩 ひとつまみ
作り方
- スケールで全部の材料を計って混ぜるだけ
ホットケーキをすぐに焼く場合は、卵1つ(約20円)牛乳110ml(約22円)を加え混ぜて焼いてください。
朝ご飯にするときは、前日の夜に粉類だけ混ぜておくとスムーズに調理できます!
ホットケーキミックスで作るおやつなんかも、これで作れて便利です。
焼いたホットケーキは、ラップに包んで冷凍もできるので、食べたい時に電子レンジであたためてすぐに食べれますよね!
作り置きしておくと、その都度焼かなくていいのでガス代の節約にもなります!
まとめ
今回は、手作りおやつの魅力と節約になる理由などを紹介しました。
節約生活をしていくなかで、おやつを買うのには罪悪感を感じてしまうと思います。
どうしても、無駄遣いな気がしてしまいますよね。
でも、少し疲れた時や一息つきたい時に、罪悪感少なめのおやつがあればリフレッシュできて、また頑張ろう!と気持ちを切り替えることができると思います。
頑張り続けるには、リフレッシュや気持ちの切り替えが、特に重要だと思います。
時には自分を労い、甘やかしましょう!
節約は、継続が1番大事、そしてストレスは大敵です。
ゆるく、無理のない範囲で楽しく、節約を続けていきましょう!
お金の基礎知識やプロの貯め方・殖やし方を学んで将来への不安と戦おう
節約する大きな理由の1つに、「将来に対する漠然な不安」があると思います。
今は健康でもずっと健康のまま過ごせるかはわからないし、年金ももらえるかどうかわかりませんからね。
そんな不安にただ耐えるのではなく行動してみませんか?
お金について勉強すれば、今まで気づかなかった節約法に気づけたり、お金の殖やし方を考えはじめたり、視野が広がりますよ。
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