節約を意識すると、食費を考え直しますよね。
節約は食材の選び方から始まります。
鶏胸肉、卵、豆腐、もやし、えのき、じゃがいも、玉ねぎ、ちくわの、いつでも安価で購入できる素敵な食材があると、家計の節約になりますよ。
安価で購入してきても、使いきれずに食材を無駄にしてしまうと、食費の節約にはなりません。
この8つの食材の、長持ちする保存方法と、使いきるための方法を紹介します。
8つの食材が節約に最適な理由
安価で購入できる優れものな8つの常備食材ですが、安いだけではありません!
さまざまな料理に変身するというメリットもあります。
かさ増しに使えたり、材料の代用にもできるという優れものなのです。
そして、常備食材を使っていく内に「自分にとって使いやすい常備食材を知ること」が
できるようになると常備食材を使った節約効果が表れてきますよ。
鶏胸肉
鶏胸肉は、鶏もも肉の半分ほどの値段で購入する事ができるんですよ。
全国平均で、鶏もも肉は100g108円(税込)、鶏胸肉100g58円(税込)です。
鶏もも肉に比べると、鶏胸肉は低カロリーにもかかわらず、たんぱく質が豊富で、疲労回復や夏バテ予防対策になります。
鶏胸肉は、切り方や下処理を工夫することによって、鶏もも肉と変わらない美味しい肉になり、お値段が半分カットされるとなれば、使わない手は無いですね。
こちらの動画を参考にすると、鶏胸肉を柔らかく上手に切れるようになりますよ。
【鶏むね肉】を驚くほど柔らかくする方法!こんな切り方があった!
保存方法
鶏肉は、ほかの肉と比べて水分が多く、消費期限は2日程度です。
・冷蔵
水気を拭き取ってから、少し多めの塩を肉全体にまぶして、冷蔵庫で2日寝かせると余分な水分が抜けて、鶏胸肉のパサパサもさもさ感が無くなります。
ただ焼いただけで、ふっくらシットリした肉に変わりますよ。
・冷凍
筋や脂肪を取り除いた後に、ラップをしてから冷凍専用保存袋に入れて冷凍することで、2~3週間、下味に浸すなど加工した場合は、3~4週間の保存が可能になります。
使いきるために
鶏胸肉、もやし、えのき茸を使った2種類の炒め物はいかがですか?
・塩コショウ、中華味の素、醤油で味付けすると、中華風の炒め物が出来ます。
・醤油と味醂で味付けして、仕上げに胡麻油を使うと、甘辛の炒め物が作れます。
鶏ハムを作ってみませんか?
①皮無し鶏胸肉2キロに、砂糖大さじ2、塩大さじ1、お好みで醤油やニンニク擦りおろしを、肉に擦りこんでからジップロックなどの保存袋に1枚ずつ入れておきます。
②70℃くらいのお湯を用意します。
③炊飯器の釜に①の保存袋に入った肉を入れ、保存袋が浸る位、②で作った湯を入れます。
④炊飯器の保温スイッチを押して3時間ほど放置しておくだけで完成です!
お金について学ぶことで「将来に対する漠然な不安」と戦う知識が身につきますよ。
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スイーツ&ドリンク付きで節約家にも嬉しいですね。
卵
10個入りで、108円~216円(税込)程度で購入できる卵は、完全栄養食とも呼ばれ、アミノ酸をはじめ、さまざまな栄養素が詰まっています。
コレステロール値が高い食材として敬遠されていた卵は、1日1個と言われていましたが、2015年に厚生労働省から発表され、毎日摂取しても問題ないことが明らかになりましたので、1日2個食べても問題ありません。
卵の賞味期限は、安心して「生食」できる期限で、年間を通して2週間程になっているそうです。
保存方法
冷凍するのであれば、食感の劣化を感じにくくなるように、甘めの味付けで、炒り卵や小さめの卵焼きなどを作ってからにしましょう。
使いきるために
味付け卵を作り置きすると、おつまみや、お弁当の1品になります。
①卵8つを冷蔵庫から出して10分ほど常温に置いておきます。
②鍋に卵を入れ、卵が隠れるくらいに水を入れ塩を少し入れます。
③沸騰してから強火で5分半茹でた後、お湯を捨て、出来るだけ冷たい水にさらします。
④水を捨て、鍋を横に振って、卵同士をぶつけてヒビを入れてから、水の中で卵を剥くと、綺麗に剝きやすくなります。
⑤ジップロックなどの保存袋に、めんつゆ大さじ1、ほんだし小さじ1、醤油とみりん80ccずつ入れてから、卵を入れて1晩冷蔵庫に置いておくと完成です。
豆腐
1丁54円~108円(税込)ほどで購入できる豆腐は、機能性食品として注目されていますが、女性ホルモンに似たイソフラボンも多く含まれています。
冷凍することで、お肉のような食感になり、冷凍して良く水を切ることで、スポンジのように味が浸み込み易くなります。
冷凍した木綿豆腐を使えば、鶏肉のように噛み応えが良くなりますので、唐揚げや煮物など、味を浸み込ませた噛み応えがある料理にオススメです。
絹ごし豆腐なら、湯葉を重ねたような層が出来て、木綿豆腐よりも柔らかい食感になりますので、角煮やとんかつなど、バラ肉の代用にオススメです。
保存方法
・冷蔵
賞味期限内に使いきる事が前提ですが、使いかけのものは、タッパーに入れて、豆腐が被るくらい水を入れ、こまめにタッパーの水を交換することで日持ちします。
・冷凍
こちらの動画を参考にすると、豆腐を簡単に冷凍することが出来ますよ。
おいしく長持ち!【豆腐の冷凍保存】島本美由紀の食品保存から食品ロス削減
使いきるために
お弁当に便利な、豆腐の焼き浸しステーキはいかがですか?
①絹ごし豆腐1丁を食べやすい大きさに切り、小麦粉でコーティングして、ごま油で焼き目をつけて焼きます。
②めんつゆ大さじ2、水大さじ2、マヨネーズお好みの量で混ぜたものを①にかけたら完成です。
豆腐、卵で旨辛豆腐を作りませんか?
①合わせ調味料、醤油大さじ1、オイスターソース大さじ1、ラー油大さじ1、水は小さじ1を混ぜておく。
②フライパンを熱してサラダ油を入れ、食べやすい大きさに切った豆腐2丁を、
焼き目が付くまで焼きます。
③溶き卵2個を流し入れ、①で作った合わせ調味料をかけて、卵が固まったら完成です。
もやし
1袋10円~42円(税込)程度で購入できるもやしは、野菜が高騰している時の救世主!
特に、白菜やキャベツが高騰している時は、もやしを代用することで食費の節約になりますね。
そんなもやしですが、意外にも、食物繊維、ビタミンC、葉酸などが多く含まれています。
気になる日持ちは、冷蔵庫保存しても、2~3日程度です。
水にひたしていると、ビタミンCなど水溶性の栄養成分は流れ出してしまいますので、水に浸して保存しないようにしましょう。
保存方法
しばらくは使わないと、わかっているならば、冷凍保存がおすすめですが、もやし特有のシャキシャキ感がほとんどなくなってしましまいます。
使いきるために
ナムルを作ると簡単に大量消費できますが、お好み焼きの具を、もやしにしてみませんか?
餃子に入れる白菜やキャベツの代用に、もやしを使っても大丈夫ですよ。
えのき茸
1袋100円前後で買える、えのき茸は、ほとんどカロリーは無く、糖質も低く、食物繊維と鉄分が多く含まれています。
キノコ類の中で、ビタミンB1の含有量がトップクラスなのが、えのき茸なんです。
えのき茸を食べることで、疲労回復、ストレス軽減、快便・ダイエット効果が期待できます。
キノコ類は、冷凍することで、酵素の働きによって、加熱後の香りやうまみが増します。
保存方法
・冷蔵
石づきがついたままキッチンペーパーに包み、冷蔵専用保存袋に入れて、野菜室で保存すると1週間程度保存できます。
・冷凍
石づきを切り落としてほぐし、冷凍専用保存袋に、空気を抜かずに入れて、1時間冷凍します。一度取り出して、全体をほぐし空気を抜いて、再度冷凍すると3週間ほど保存できます。
使いきるために
えのき茸1袋に、酒大さじ3、塩こさじ1をかけてホイル焼きにするのは、いかがですか?
レンジでチンして水気を取って、ポン酢と胡椒で和えると、副菜が1品増やせますよ。
じゃがいも

1袋200円位前後で購入できる、じゃがいもは、ほうれん草やミカンと同じくらいビタミンCが多く含まれていて、カリウム、食物繊維も豊富な食材です。
じゃがいもの中のビタミンCは、でんぷんに守られているので、加熱しても壊れにくく、風邪の予防や疲労回復、肌荒れなどに効果があります。
暗くて風通しの良い涼しい場所で約2か月、冷蔵庫の野菜室で約1か月日持ちします。
じゃがいもでお腹もお財布も満足できる?!〜私のおすすめレシピ9選〜
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保存方法
保存するときは新聞紙で包み、林檎を一緒に入れて冷蔵専用保存袋に入れると、林檎が出すエチレンガスのお陰で、じゃがいもの芽が出にくくなります。
使いきるために
じゃがいもをピーラーなどで細切りにして、オリーブオイルで炒め、形を整えて裏面も焼くとガレットが簡単に作れます。
玉ねぎ
1袋200円前後で購入できる玉ねぎは、硫化アリルだけでなく、ビタミンやカリウムといった栄養素が含まれていて、茹でたり、煮たりすると水に栄養素が溶けでてしまうので、栄養素をしっかり摂りたい方は加熱は避けた方がよいでしょう。
玉ねぎを選ぶ際には、先端部分から傷みやすいので、しっかりと首が締まっていて、ずっしりと重みがあり、皮が乾いていてツヤのあるものがオススメです。
保存方法
日陰の風通しの良い所であれば2ヶ月ほど、冬場は冷蔵保存で1ヶ月ほど保存できるそうです。
長持ちさせるには、1つ1つが触れ合わないように、ネットやストッキングを使って、吊るして保存する方法があります。
可能であれば、1個入れたら結び目を作り、1個1個に仕切りを設けて、それぞれの空間を作ってあげるようにしましょう。
冷蔵庫の野菜室に保存するときは、新聞紙で、玉ねぎを1個1個包んでから入れましょう。
使いきるために
ボウルに、みじん切り玉ねぎ1/2個、豆腐1丁、卵1個に、塩コショウをして、片栗粉大さじ3~8を入れ混ぜ合わせ、フライパンで揚げ焼きにするとナゲットが作れますよ。
オニオンリング、天ぷらなどにすると、玉ねぎの甘みが感じられる料理になります。
ちくわ
4~5本入りで100円前後の、ちくわは、おかずやおつまみに大活躍!
白身魚を使っているため、食物繊維、ビタミンC、葉酸などが多く含まれていますが、塩分量が多くなっています。
保存方法
・冷蔵だと未開封で1週間、開封すると3日と賞味期限が短いです。
・冷凍
乾燥を防ぐために水分を拭き取ってから、使いやすい本数ごとにラップで包み、空気を抜いて冷凍専用保存袋に入れておくと、冷凍庫で約1ヵ月保存可能になります。
使いきるために
ちくわを食べやすい大きさに切り、フライパンにサラダ油を敷いて軽く炒め、生姜、砂糖、醤油で味をつけたあと、白ごまを振ると、お弁当にも入れられるおかずが出来ます。
大葉や練り梅、チーズとも相性が良いので、ちくわの中に入れて天ぷらにすると美味しいですよ。
まとめ

年間を通して安価で購入できる鶏胸肉、卵、豆腐、もやし、えのき、じゃがいも、玉ねぎ、ちくわ。
8つの食材を、色々な料理に使いまわせるようになると、食費の節約になりますよね。
あまり日持ちのしない食材も、保存方法や大量消費出来る料理を知っていれば、まとめ買いも怖くありません。
いつでも安価な食材だけで作れるメニューがあると、今月ピンチ!なんていう時でも慌てないで済みますね。
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節約する大きな理由の1つに、「将来に対する漠然な不安」があると思います。
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