節約術

今から始めるガス代の節約方法!まだ出来る事があるかも!

節約しようと思った時、目につきやすいのは光熱費の節約ではないでしょうか。

その中でも、工夫次第で節約しやすいのがガス代。

ガスコンロを使うご家庭は、給湯や暖房もガスを併用されている事が多く、外気と水温が低くなる冬場は特に、油断してるとガス代が高額になってしまいます。

そこで、家庭の中で一番ガスを使っているお風呂、キッチン、リビングの順で、今から始められるガス代の節約方法を紹介していきますね。

ガス代の世帯人数別平均

ガス代の節約方法をお話する前に「ガス代はどのくらいが平均なの?」と気になると思いますよね。

下記の表は、2019年に総務省が家庭調査をした時のデータです。

世帯人数 平均ガス代
1人世帯 3,012円
2人世帯 4,488円
3人世帯 5,061円
4人世帯 5,129円

引用先:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2019年(令和元年)」

ご自身のガス代と比較してみて、平均金額よりも超えている場合は節約の可能性はあります。

ただ、ガス代は「季節」や「地域」、「プロパンガス」で金額は大きく変動しますので、こちらの表は、あくまでも参考程度にしてくださいね。

平均金額を踏まえて、節約ポイントを紹介していきたいと思います。

お風呂

家庭の中で一番ガスを使っているお風呂では、給湯器のお湯を沸かす量の節約がポイントとなります。

給湯器の設定温度を下げて、家族の入浴時間を揃える

給湯器は、可能な限り低い温度に設定することで、水温との差が少なくなりガス代の節約になります。

また、家族の入浴時間を揃えると、追い炊きを最小限に抑えられるので、ガス代の節約に繋がりますよ。

毎日、浴槽の温度を3℃上げる為に追い炊きをして、1日10円かかるとしたら年間で3,650円かかりますが、家族の入浴時間を揃えることで節約できますね。

浴槽に溜めるお湯の量を減らし、追い炊きより注水に

浴槽の5分目程度まで、お湯が溜まっている途中で入り、体が温まってきたら、満水になる前に早めにお湯を止めると、ガス代の節約になりますよ。

お湯を浴槽の半分くらいにして、半身浴をするというのもいいですね。

お湯が冷めたら、追い炊き機能を使わずに注水でお湯を足して温度を上げた方が、ガス代の節約になります。

浴槽の保温をする

お風呂の蓋を閉めたり、湯船の大きさの保温シートを浮かべることで、高い保温効果が期待できガス代の節約に繋がります。

追い炊きをしてお湯の温度を1℃上げるのに約3円とすると、年間にすると2,000円以上の差が出るそうです。

シートは、100均のものよりも、お風呂専用保温シートの方が、厚みがあり保温効果が高いです。

専用保温シートだからといって、長時間お湯に浮かべておくことは、推奨されていませんので、お湯を張ってから入浴するまでに時間が空くときに使用して、入浴後はお湯から出すようにしましょう。

シャワーを有効活用する

シャワーを使う時間を1分短くすることで、1人当たり年間1,500円以上のガス代の節約になるそうです。

湯船のお湯を使って身体を綺麗に洗い、最後の仕上げにシャワーを使うことで、シャワーを使う時間を数分でも短くすることができます。

また、節水用シャワーヘッドに交換して、こまめにシャワーを止める習慣をつけると、水道代と共にガス代も節約になります。

節水用シャワーヘッドは、手元で止水・吐水の切り替えが簡単にできる「止水ボタン」付きのを選ぶと、蛇口を開け閉めする手間が省けます。

パッケージに記載されている「〇〇%節水可能」という表記は、あまり参考にならないので、目安として1分8L以下の水量で、ヘッドが軽く持ちやすいのを選ぶとよいそうです。

 

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キッチン

キッチンでは、調理で使用するガスコンロと、炊事で使う給湯器でガスを使用しますが、ちょっとした事からガス代の節約に繋がっていきます。

鍋の大きさに合わせた火力にする

料理をする時は中火で、鍋底から火がはみ出ないように調整して使うと、鍋全体に火がいきわたりガスの無駄を防げます。

また、鍋底の広い鍋は、火が当たる面積が広いので、火の通りが早く調理することが出来るので、パスタなどの麺類は、フライパンを使って茹でた方がガス代の節約になりますよ。

それから調理する時は、鍋に残った水滴を拭き取っておく事や、鍋を載せてから点火する事も、大切な節約ポイントになりますね。

常温の水や食材を使う

お湯を沸かす時には、熱伝導率のよいアルミ製の調理器具を使い、常温の水を張ってから火にかけると、早くお湯が沸かせるので、ガス代の節約になります。

常温の水を使ってお湯を沸かすよりも、給湯機のお湯を使った方が、ガスコンロの火を使う時間は減らせますが、ガス代がかかってしまいます。

食器を洗う時には、水を溜めて使ったり、まとめ洗いにしたりして、お湯を使う量を減らす事を心がけましょう。

凍ったままの食材や、冷たい食材は、出来るだけ常温に戻しておいたり、解凍してから調理をするようにしましょう。

お肉を調理する前に、あらかじめ冷凍庫から冷蔵庫に移して、低温でゆっくり解凍した方が、旨みである肉汁が保てるそうですよ。

電子レンジをフル活用する

電子レンジを使うと、ガスコンロよりも効率よく調理することが出来ますし、鍋を使わないで済むので洗い物が少なくなります。

経済産業省・資源エネルギー庁のHPの中の、家庭向け省エネ関連情報によると、ガスで調理するよりも電子レンジを利用する方が、光熱費年間1,000円前後安くなると紹介されています。

電子レンジの使い方のポイントは3つです。

  • 冷凍した野菜や肉を加熱するときは、自然解凍か電子レンジの解凍機能を使いましょう
  • 根菜などの固い野菜の下処理には、すぐに火が通りやすいように、あらかじめ電子レンジで加熱しましょう。
  • おかずやスープなどの温めなおしには、1人分ずつ取り分けて電子レンジで加熱しましょう。

保温調理を活用する

煮物を作る時には、落し蓋をすることで時短になり、ガス代を半分に減らすことが出来ます。

他にも、湯を沸かす時や、茹でる時にも落し蓋をすると時短になりますよ。

圧力鍋は高価ですが、調理時間を短縮出来るので、ガス代の節約になります。

圧力鍋を使うと、さんまや鯖などの中骨が柔らかくなり、丸ごと食べれるようになったり、柔らかい角煮なども上手に作れるようになりますよ。

電気ポットでお湯を沸かすとガス代の節約になりますが、ずっと保温しておくと電気代がかさみます。

低めの温度で保温して、使う時に再沸騰するなどの、工夫をして使う方法もありますよ。

一緒に調理できるものは1つの鍋で調理する

調理時間を短縮できるように、同時調理や食材の下処理をする事など、作り方や手順に気を配ることが、ガス代の節約に繋がっていきます。

たとえば、パスタを茹でる時に、他の野菜や肉などの火の通すものを小分けにしてから、断熱のビニール袋に入れて、パスタを茹でている鍋で一緒に茹でて調理するなど、複数の食材を1つの鍋で同時に調理するようにすると、ガスの使用時間を減らすことが出来ます。

それぞれをビニール袋に入れることで、違う食材や味の付いたものを、気にせず調理することが出来ます。

夕食を作る時に朝ご飯のおかずも一緒に調理したり、副菜などの小さなおかずをまとめて作ることによって、調理の回数が減る分のガス代が安くなり、熱効率もよく美味しく仕上がります。

ガス代が、かからない調理方法は炒め物ですが、煮物や揚げ物もしたいですよね。

作る際には、火が通りやすい大きさにカットしたり、揚げ物に使う食材を、あらかじめ火を通しておくことで、衣にサッと火を通すだけで済むようになります。

ガスコンロのバーナー部分を掃除する

ガスコンロを使用すると、油汚れや焦げ、ホコリなどが、ガスバーナーの穴に入り込み、詰まると火力が弱くなり、熱効率が悪くなって無駄にガスを多く使用することになります。

バーナー部分の掃除方法は、バーナーの炎が出る穴の部分に詰まっている汚れを、竹串などを使って取り除きます。

キッチンの油汚れは時間が経つと落ちにくくなるので、使用後はガスコンロ周りを、こまめに掃除するようにしましょう。

 

リビング

ガスファンヒーターと、ガス温水循環型の床暖房の、ガス代の節約方法を紹介します。

また、どちらにも取り入れたい事は、窓に貼る断熱シートや断熱カーテンです。

値段も手ごろなものが多く、透明度の高い断熱フィルムもあり、取付も簡単なんですよ。

ボードタイプの断熱材を、窓の下に立てかける事でも断熱効果が期待できます。

ガスファンヒーター

ガスファンヒーターは、部屋全体が温まる場所に設置し、タイマー機能を活用してつけっぱなしを防ぎましょう。

厚手の服を着るなどして、室内の設定温度を20℃にしましょう。

体感温度を上げるには加湿器の利用が効果的です。

フィルターをこまめに掃除機を掛けたり、中性洗剤で洗うなどのお手入れをして、ファンヒーターの効率を上げましょう。

ガスファンヒーターの動作を1日1時間短縮すると、年間2,000円以上、設定温度を1℃下げると、年間1,000円以上のガスの節約になります。

外出や就寝の30分前など、使わないときはスイッチを切りましょう。

ガス温水循環型の床暖房

床暖房の設定温度を低めにして、必要以上に設定温度を変更したり、オンオフを繰り返さない事が、ガス代を節約するポイントです。

床暖房は、立ち上がりに約1時間かかり、最初の1時間が最も多くガスを消費するので、短い時間の外出ならつけっぱなしのほうが節約できます。

まとめ

ガス代の節約効果が分かりやすい、給湯器やガスコンロの使い方から見直していくと、節約意識を持続させることに繋がっていきます。

日々のちょっとした使い方で、まだまだガス代を節約することが可能なんですよ。

冬場は特に、気温が下がり水温が低くなることで、ガス代も高くなりがちです。

お風呂、キッチン、リビングでの、自然と節約に繋がる習慣を身につけて、ガス代が節約できる生活を送りたいですね。

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